日本語能力試験N2合格 ③ホアンさんからのメッセージ

ホアンさんはKaizen吉田スクールでの事前教育を終え、2010年2月技能実習生として日本へ出国しました。彼は、在学時はクラス長として活躍し、「責任感と学習意欲がとても高い」と先生たちからも高い評価を受けていました。

N2の合格通知をもらったときの気持ちを聞かせてください。<

N2の合格通知書を受け取った時は、先生方の期待に応えることができ、努力してきたことが良い結果として形になったのでとても嬉しかったです。

これまでの先生方の熱心な指導と周りの友達の支えに感謝しています。N2に合格することは、2010年2月に来日した時からの夢でしたので、夢が現実になって何より嬉しかったです。この大きな喜びは、日本での3年間の技能実習期間において、今後への励みにもなりました。

フアンさんの日本語の勉強方法と勉強計画を教えて下さい。

日本語が好きで、帰国後の日本語力の重要性が分かれば日本語が上手になれるはずだと思います。私は基礎から勉強して、易しいところは早く進み、難しいところは時間をかけて勉強します。また、試験で一番良い結果が出せるように、文法・漢字・語彙・過去問の勉強時間を均等に配分しました。

漢字の勉強は、声を出して音読みを読みながら書いて覚えました。漢字を書き慣れた後は、漢字を見たらすぐに書くことができ、書くことができれば早く覚えることができます。

また、常に日本語の勉強を楽しみながらしモチベーションを保つようにしました。例えば、難しい文法や漢字を勉強したらすぐにそれを使って日本人と会話します。そうすると日本人に褒めてもらってまたやる気がでてきます。そして、インターネットでベトナムで日本語が出来る人の給料を調べてみると、日本語力が高い人の給料は高いことが分かるので、勉強する大きなモチベーションになります。

教科書を読む時には、教科書に付いているCDを聞き、聴解を練習し会話での文法の使い方を勉強します。仕事があるので、何時から何時まで勉強するという計画を立てることができませんが、時間が取れたらいつでも勉強します。例えば、朝は30分早く出勤して、本を読んだり日本人と会話をしたりしています。

Kaizen吉田スクールの学生へメッセージをお願いします。

日本での実習期間中、仕事が終われば誰にでも自由な時間があります。その時間を大切にして、日本語の勉強に使えば時間の無駄になりません。それが出来る人は成功できるはずです。日本には「蒔(ま)かぬ種たね)は生(は)えぬ」ということわざがあります。皆さんも是非たくさんの種を蒔いて、種が実るように頑張ってください。

また、ベトナムへ帰国後は日本に戻ることや日本での友達、同僚に会うことはとても難しいと思います。今からたくさん交流して、良い思い出をたくさん作るのがよいと思います。

Esuhai-Kaizen吉田スクールの皆さんの健康と成功をお祈りします。そして実習生の皆さんとKaizen吉田スクールで勉強中の皆さんが、日本での3年間に良い結果が出せるように、いつも元気に頑張れることを祈ります。

ホアンさん、インタビューに応じていただきありがとうございました。Esuhai-Kaizen吉田スクールは、ホアンさんが日本での技能実習3年間を無事に終え、帰国後は成功できることを祈っています。

実習生 D.V.HUAN (2010年2月日本入国)

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